いつも他愛のないコラム。。。をご覧いただき、誠にありがとうございます。(^^ゞ
融資を受けるにあたって一番重要なポイントは何でしょうか?
WEBや書籍などで様々な方法が紹介されていますが、根幹を押さえていないと単なるテクニックになってしまいます。
お金を借りるお願いというのは、たとえその用途がまっとうなものであれ、何か気が引けてしまう、腰が引けてしまうのが心情ではないでしょうか。
聞いてみれば、本当に当たり前のことですが、このポイントを押さえないで融資に臨む方が多く見受けられます。
事業計画書の書き方や面接での応対、様々なテクニックがありますが、要するにお金を必ず返してくれる人かどうかを審査してくるのです。
私はお客様の幾つもの現場に立ち会い、サポートするなかでこのポイントに気付きました。
原則はたった一つ。このポイントを押さえて事前準備を重ねれば、心配ご無用・・・とまでは言い過ぎですが、ご不安の多くは解消されます。
貸してくれるかどうか?金融機関は決算書によって返済できるか否かを判断しますが、一般的に中小企業の決算内容はあまり良くないケースが多いものです。
しかし、決算内容が判断の全てではありません。決算書は過去のデータです。
金融機関は過去の実績を重視する傾向がありますので、判断のウエイトが大きいのは間違いありませんが、過去のデータからは、会社の潜在的~将来の経営能力、取り組み、事業計画などは読み取れません。
金融機関の審査担当者も本音を言えば、できる限り貸したいのです。
審査担当者のノルマもありますし、金融機関自体が金余り(融資先不足)状態の時代です。
決算内容があまり良くなくても、ほかのポイントで何とか救い上げたいという気持ちもあります。
その辺りのポイントを押さえて、審査担当者が感じる不安をこちら側から解消してあげれば、「毎月きちんと必ず返済してくれる人、会社」だと思ってもらえると考えます。