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顧問料を激安にしない理由

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2015.07.28

いつも他愛のないコラム。。。をご覧いただき、誠にありがとうございます。(^^ゞ

税理士の仕事のなかには「記帳代行」や「会計監査」という仕事があります。
これはお客様から通帳や請求書・領収書等の証票類をお預かりして、帳簿付け作業及び帳簿の中身を精査する作業です。
 
これらは、税務申告を行うためには必須の作業でありますが、いわゆる中小企業にとっては、非常に手間のかかる面倒な作業です。
正直なところ、この手間賃が税理士業界の「飯のタネ」の一つなのですが、会計ソフトの発達により、専門的な知識が必要な部分は少なくなり、また作業効率も上がりました。
 
とは言っても、作業の実態は集計や、パソコンへの入力といった地道な仕事ですので一定の時間はかかります。どんなに小さな会社でも半日~2日程度はかかると考えますし、たとえ会計入力が済んだものをチェックするだけでも相応の手間はかかるのです。

激安顧問料の実態?

ここで少しお考えいただきたいのですが、どうしたって半日~2日程度かかる仕事に対してどの程度のコストがかかるでしょうか?
WEB上で「激安!! 顧問料8,000円!!」とうたっているものを見かけます。
 
上記のコスト計算で考えますと、顧問料のほとんどがその地味な作業に対する報酬であり、税の専門家としての知識やノウハウに対する報酬の余地はありません。
従って、必然的に、お客様にとのコミュニケーションは希薄となりますし、コストのかかる優秀なスタッフに仕事をまかせられないため、サービスの質は落ちざるを得ません。

手間賃だけを稼いで、なるべく余計なことはしない。コストがかからないよう、なるべく接触しない。それが、低価格路線のポリシーなのです。
弊社の経営理念とは全く別の考え方ですし、そのような「お互いが不幸になる」ようなお付合いを望んでいません。

お客様に望ましい付加価値を提供できるとは到底思えませんし、弊所で働くスタッフにも申し訳ない気持ちになります。経験上、そのようなお付合いは、不満がつのり、いずれお客様の方から契約お断りされてしまいます。

上記が、顧問料を激安にしない理由ですが、とは言ってもお客様のご負担や業界内での競争力を考えて、しっかりとサービスができる範囲内でリーズナブルな金額を目指して努力しています。

「記帳代行」や「会計監査」といった、そこまで専門性が必要ない作業については、早くて精度の高い処理ができるような業務プロセスを構築し、その削減したコストで、お客様に対するコミュニケーション~ご提案する時間を捻出しています。

弊所では契約で期間を縛るといったことはしていませんので、是非とも一度、弊社のサービスをお試しいただければ幸甚に存じます。

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