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納税が会社にお金を残す一番低いコスト?

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2015.07.28

いつも他愛のないコラム。。。をご覧いただき、誠にありがとうございます。(^^ゞ

納税=コストという考え方

現在法人税率は減税傾向で、所得金額800万円までは20%とちょっとです。
即ち、納税コストは20%で80%は手元に残るということをまずご理解下さい。

例えば500万円の利益が出たとします。その場合の税負担は100万円ですが、税負担をゼロにするためには同額の500万円のコストがかかります。

①飲食などの交際費   
 500万円の飲食費!! 銀座の高級店に毎日通えば使えるかも知れませんが非現実的です。
 その10分の1の金額でもご家族や従業員などに使った方が余程幸せではないでしょうか。

②過度な設備投資
 中古の高級車の購入などが良く節税手法として紹介されます。
 私もいつかは乗ってみたい。。。ですが、どれだけ利益に貢献するでしょうか?
 車以外でも、機械や備品などの設備投資は導入のタイミングを誤ると、利益獲得に直結
 しない、余分な維持費・メンテナンス費がかかる「重たい資産」となってしまいます。
③余分な生命保険の加入
 節税手法として非常にポピュラーですが・・・
 ・数年~数十年の間保険料を負担しなければならないこと
 ・現在一般的な保険商品は半損タイプであること     ご注意下さい。

 即ち、500万円の損金をつくるためには1,000万円の保険料を向こう数年間に渡り負担
 する必要があるのです。

上記は少し極端な例かもしれませんが、例えば500万円の利益で100万円の納税をしたとします。
残った400万円を自由に使うことができれば、経営者様の能力をもってすれば100万円を稼ぐことなんかカンタンではないでしょうか?

誰も余計な税負担は歓迎しません。(私も嫌です。。。)
ただし「過度」の節税はかえって会社を苦しめることがあります。
効果の高い節税対策を徹底した後は、ある程度の税負担はコストと割りきった方が気持ち的にも経営的にも健全かも知れません。

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