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ただし、近年の会計ソフトなどの発達により、仕事の多くは簡素化され、会計・税務の知識がなくても、されこそ「誰でもできる仕事」になりつつあります。
税理士は難関と言われる試験を突破した人ばかりですし、また簡素化され「誰にでもできる仕事」ですので、本来的には税理士の選定によってとんでもなく差が出ないはずです。
しかし、現実に我々税理士に対するご不満をWEB上などでたくさん目にします。
税理士によって、納税額や社内の経理体制に差がでたり、ひいては会社が成長するかしないか、会社をダメにしてしまう原因にもなっています。なぜ、このような差がでてくるのでしょうか。
ひとつは「誰にでもできる仕事」ですらもおろそかにしているということです。
ご不満でよく耳にするのは、報告が遅い、連絡が取れない、コミュニケーションが取りづらいなど、サービス業としては「あたりまえ」の部類の話ですが、それを満足にできていないのです。
もうひとつは「誰にでもできる仕事」以外の部分の違いです。
税理士は会社の数字を全て把握しますので、それに関わる節税など税に関するご提案、また経営や融資に関するご相談なども期待されていると思われます。
しかし、これらサービスの質は非常に曖昧なものであり、事前に手に取って触れることも、目で見て確かめることもできません。
これがどの会計事務所が良いか分からなくしている原因なのですが、サービスの質は税務知識の差ではなく、お客様に対する気持ちの差だと考えます。
普段からお客様のことを考え行動していれば、報告が遅い、コミュニケーションが取りづらいといった低次元な問題も生じませんし、自ずと会社にとってプラスになるようなご提案が湧いてきます。
つまるところ、税理士の差は、税理士がどれだけお客様目線で考え、取り組んでいるか、行動しているかにつきると思っています。