中小企業経営の醍醐味

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いつも他愛のないコラム｡｡｡をご覧いただき、誠にありがとうございます。(^^ゞ

私は勤務税理士時代に、短期間で大きく成長する中小企業を幸運にも数多く担当させていただき、中小企業の醍醐味というものに触れてきました。

成長過程の中小企業の職場の雰囲気は独特のものがあります。
活気のある会社に行くと、従業員の方々がてきぱきと働き、いかにも楽しそうに仕事をしています。自然に挨拶も出て非常に気持の良いものです。
社長の経営理念が浸透し、人・金・モノ・情報が効率的に作用して利益を生み、またその好循環をてこに新たな目標にチャレンジする姿は、まるでドラマを見ているかのような錯覚に陥り感動するほどです。

中小企業の一番の魅力は、経営者様の目標、ビジョンに会社全体が一丸となってチャレンジできることではないかと考えます。
生じた結果が否が応でもすべて跳ね返ってくるので大きなやりがいもありますが、責任も大きなものがあります。

成長している経営者様を数多く見ていくなかで、幾つか共通するものがあります。
私は経営コンサルタントではありませんので経験則での話ですが、成長する会社の経営者様は「潔さ」や「利他の精神」のようなものをもっている印象があります。

潔さ
・難しい交渉事や課題から目を逸らさない、お茶を濁さない。
・失敗しても、自分の非を認め素早く改善できる、撤退できる。
・信賞必罰。一度決めたルールを大事にする。
・与えた恩に期待しない。ポジションにしがみつかない。
・ある程度の納税はコストと考えている。

利他の精神
・お客様がどうやったら満足するか？を優先して商品やサービスを考えている。
・感謝やおもてなしといった気持ちのよいキーワードが社内に浸透している。
・顧客満足度と同じくらい従業員満足度を重視している。福利厚生がユニークである。
・寄付やボランティアなど公共的な活動を行っている。

上記は私の感覚ですが、中小企業を担当する税理士や会計事務所の職員ほど、経営者様に寄り添える職業はなかなかありませんので、ご参考程度にはなるかと考えます。
また私自身、勤務していた会計事務所が都内でも屈指の成長を遂げ、設立当初のメンバーとして間近に体現することができました。

お役に立てる保証はありませんが、ご興味がある方には色々とお話できると考えております。

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